・自分がぽっちゃりなのは親からの遺伝だから痩せられない
・母親である自分の体型を子供が受け継いでしまうと思うと気の毒
・人間の体型には遺伝的要素は何%くらいあるの?
この記事はこんな方たちに是非読んで頂きたいものです。
ズボラ主婦で新米ダイエットインストラクターの私が解説します。
結論:肥満の要因は3割が遺伝で7割が生活習慣だと言われています。特に子供の体型は母親に似ることが多く、父親の体型は子供の体型にあまり影響しません。子供の生活習慣は母親の生活習慣によって左右されることが多いためです。
こんにちはゆらのんです(・∀・)ノ私は30代折り返し地点の主婦です。
・長男(幼稚園年長)次男(年少)のママ
・身長160㎝、体重56㎏(2020年5月時点)から約半年で-10㎏達成
・ダイエットにハマり基礎から勉強し、ダイエット検定1級に合格
・自分の経験を活かし誰かに指導できるようになりたいと思い2021.7月日本ダイエット健康協会認定ダイエットインストラクター試験に合格
ジムやヨガ教室などには一切通わず、サプリメントに頼ったりもせず痩せました。今ダイエットに関してさらに猛勉強しているところです!!✍
そんな私が効率よく痩せるための秘訣を発信していきます( *´艸`) では早速本題へ!!
本記事の内容
①肥満体型には遺伝的要素はあるの?
②なぜ親と子供の体型は似ることが多い?
③子供を将来太りにくい身体にするために
①肥満体型には遺伝的要素はあるの?
1-1・体型は遺伝するのか
日本肥満学会では、肥満の要因は3割が遺伝、7割が生活習慣によるものであるとしています。遺伝性の疾患に伴う肥満など少なからず遺伝的要素はあるものの、肥満のほとんどが生活習慣が原因と考えていいでしょう。
1-2・肥満遺伝子
「肥満遺伝子」と呼ばれるアドレナリンに関連する脂肪を燃えにくくする作用のある遺伝子を持つ人は、持っていない人よりも100~200㎉ほど基礎代謝が低くなることが分かっています。
そしてこの肥満遺伝子は日本人の34%が持っていると言われており、それに比べ欧米人は10%未満と世界的ににみても日本の肥満遺伝子を持つ人口は多いそう。しかしながら欧米人よりも日本人の方が圧倒的に肥満人口は少ないのが現状です。
つまり遺伝子的には太りやすくても、生活習慣さえ整っていれば肥満にはならないということ!
②なぜ親と子供の体型は似ることが多いのか?
肥満体型に遺伝的要素はさほど関係ないとはいえ、太った子供の親が太っていることって多いですよね?それがなぜなのか分かる興味深い話があります。
2-1・メンデルの法則崩れる
2人の子供がいて父親が痩せ型、母親が肥満体型だった場合、メンデルの法則にしたがえば1人の子供は痩せ型でもう1人の子供は肥満体型ということになります。
しかしアメリカの研究報告では父親が痩せ型で母親が肥満の場合、子供が2人とも肥満になる確率は75%で、反対に父親が肥満で母親が瘦せ型の場合75%の確率で子供が2人とも痩せ型になることが分かっています。
2-2・子供の体型はママの影響大
つまり子供は母親の生活習慣の影響を大きく受けるということ。子供と親の体型が似る一番の原因は、幼少期から長らく母親と同じ生活習慣で暮らすことです。お菓子がいつでも手の届く場所にある家もあれば、おやつの時間に果物やお芋を食べる家もあります。揚げ物ばかり食卓に並ぶ家と焼き魚や煮物が並ぶ家。キッチンを牛耳るのはママがほとんど!だから食生活の習慣が似ていることで体型が似てしまうのです。
③子供を将来太りにくい身体にするために
子供が将来肥満体型になるか否かは、ママの生活習慣にかかっています。母親の生活習慣を見直すことで母親の体型もスリムに変化し、子供が肥満になるのを防ぐことができます。
3-1・日常的な食習慣を改善する
子供に日常的にジュースやスポーツドリンクを飲ませていたり、食事を菓子パンだけで済ませたりしていませんか?なるべくお家ではジュースを飲まない、アイスやお菓子を買い込むのをやめて代わりに果物、ヨーグルトを食べさせるなど、少しでも改善できそうなところから見直してみて下さい。揚げ物の頻度を抑えて焼き魚の日を増やすのもオススメです!
3-2・運動の習慣をつける
幼児期から運動を習慣化することも大切です。小さなころはエネルギー代謝が活発なので運動不足でも体型に出にくいかもしれませんが、幼少期から一日中TVやゲームばかりの生活では思春期~成人を迎えるころには脂肪を溜め込みやすい身体になってしまいます。
私は子供が「外で遊びたい」と言った時は可能な限り応えるようにしています!自分の運動にもなりますからね♡おうち遊びが好きな子にはいっそ習い事をさせてみて、そこでしか会えないお友達を作るというのもオススメです。
3-3・遺伝的要素は気にしない
肥満体型になる原因は、疾患に伴うものでない限りほとんどが生活習慣によるものです。子供の食事にも気を付けていて、運動習慣もあるのに遺伝だから太ってしまうなんてことはありません。遺伝のせいにするのではなく、どんな習慣を見直す必要があるか考えれば改善点は絶対にあるはずです。ママの生活習慣を整えて、ママも家族みんなも健康的でスリムな身体を目指しましょう☆彡
さいごに
肥満と遺伝についてお分かりいただけましたでしょうか?大事なことをおさらいしますと、
●日本人は欧米人に比べ肥満遺伝子を持つ人が多いのに実際に肥満体型な人は少ない
●肥満体型は遺伝で似るのではなく生活習慣で似る
●子供の生活習慣は母親の影響を大きく受けるため体型も母親に似ることが多い
●母親の食生活を整えることで家族の肥満も防ぐことが出来る
といった感じです。いかがでしたか?
毎日忙しいけど少しでもきれいになりたいママの皆さんを応援すべく、これからもダイエットについてもっともっと勉強して、いい情報を分かりやすく発信していけるよう私も頑張ります(・ω・)ノ
最後までお読みいただきありがとうございました。
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